「これも捨てちゃってください。」
…と言われた箱の中から、まさかの○○。
「これも全部お願いします!」
そう言われて作業を始めた日のことです。
段ボールを一つひとつ仕分けしていると、
「あれ?」
箱の隅から、何かが見えました。
取り出してみると……
アルバムでした。
しかも、小さい頃の家族写真がぎっしり。
すぐにお客様をお呼びすると、
「えっ!?それ入ってたの!?」
とびっくり。
「危なかった…。」
そう言って、何度もアルバムを見返していました。
目次
「全部捨ててください。」は、本当に全部じゃない。
実は、この仕事をしていると意外とあります。
「もう全部いらない。」
そう言われても、
探してみると、
写真。
印鑑。
通帳。
思い出の手紙。
指輪。
大切なものが見つかることがあります。
だから私たちは、
“全部捨てる”という言葉を、そのまま受け取らないようにしています。
仕分けは、宝探しに少し似ています。
もちろん目的は片付けです。
でも、
「これ探してたんだ!」
「もう無いと思ってた!」
そんな声を聞ける瞬間があります。
私たちは、その瞬間が結構好きです。
もちろん、変わったものも見つかります。
昔のゲーム機。
懐かしい携帯電話。
学生時代の卒業アルバム。
誰も使わない健康器具。
「なんでこれ買ったんだろう(笑)」
なんて、お客様と一緒に笑うこともあります。
片付けって、少し寂しいイメージがありますが、
思い出話をしていると、
自然と笑顔になる時間も多いんです。
最後に
部屋を片付けることは、
物を減らすことだけではありません。
昔を思い出して笑ったり、
「これ懐かしいね。」
そんな時間も、大切な片付けの一部だと思っています。
だから私たちは、
急いで運ぶことよりも、
一つひとつ丁寧に仕分けることを大切にしています。
もしかしたら今日も、
誰かの「見つかってよかった」が待っているかもしれません。


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